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商品説明 著者群ようこ(著)出版社新潮社発売日2020年04月ISBN9784101159331ページ数329Pキーワードかばんにほんだけつめこんでしんちようぶんこ カバンニホンダケツメコンデシンチヨウブンコ むれ ようこ ムレ ヨウコ9784101159331内容紹介私は子供のころから本を読むのが一番好きだった。梶井基次郎を読むたび湧き出す愛猫への思い。永井荷風が思い出させる幼き日の家出。坂口安吾に救われた思春期。幸田文とはだいぶ違った父娘関係。谷崎に性の厄介さを教えられ。小学生からの付き合いになる林芙美子……。本さえあれば、どんな日常も笑えて愛おしい。思い出をカラフルに彩る24冊の名作を紹介、読書の幸福に満ちた名エッセイ集。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次幸田文「父・こんなこと」—父親は、なぜか、どうも恥ずかしい/梶井基次郎「愛撫」—かわいい家族、猫/梶山季之「色魔」—男って何なのか/金子ふみ子「何が私をこうさせたか」—なるべく楽しく生きたいけれど/坂口安吾「堕落論」—不良になりたい/山川方夫「街のなかの二人」—「恋愛」についてたまには悩みたい/久生十蘭「キャラコさん」—清く正しく美しい人/川端康成「山の音」—舅は哀しい/森田たま「もめん随筆」—利口な女と聡明な女/田中英光「オリンポスの果実」—スポーツマンはかっこ悪い/「寺田寅彦随筆集」—自分の顔を見るのが怖い/谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」—老人は枯れているか/尾崎翠「第七官界彷徨」—隣りの家の小さな秘密/横光利一「火」—子供だって悲しい/杉本鉞子/大岩美代訳「武士の娘」—外国暮らしを夢みるとき/永井荷風「墨東奇譚」—電球の光が懐かしい/矢田津世子「茶粥の記」—料理は苦手/志賀直哉「網走まで」—ドキドキしながら読んだ教科書/田村俊子「女作者」—原稿を書くのは楽しいか/佐藤春夫「美しい町」—マイ・ホームなんかいらない/中勘助「銀の匙」—大人が喜ぶ物語/「三島由紀夫レター教室」—手紙は難しい/野溝七生子「緑年」—女って何なのか/林芙美子「放浪記」—死ぬまで読みつづけたい
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