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商品説明 出荷目安の詳細はこちら商品説明堂々完結!近衞秀麿&読売日本交響楽団シリーズ、有終の美は『合唱』近衞秀麿が優れたベートーヴェン指揮者であるかを理解するためには、やはり最高傑作である交響曲第9番『合唱』を聴いてみるのが一番の早道でしょう。作品の全てを完璧に把握し、音の一つ一つに意味を持たせ、ホール全体に響きを行き渡らせる近衞の指揮は、この長大で苦難に満ちた大作を俯瞰し、一つのドラマとして構築することで、究極の説得力を生み出しています。 ソリストたちの熱唱、二期会合唱団の力のこもった歌声、そしてオーケストラ。これらが渾然一体となった演奏をお聴きください。 オリジナル、アナログマスターテープからマスタリング、ダイナミック・レンジの幅が広く、楽器のテクスチャを細かく捉えた優秀録音(ステレオ)です。【宇野功芳 ライナーノートより】「近衞秀麿は楽器の性能を熟知し、オーケストレーションに精通していた。とくにベートーヴェンの交響曲については造詣が深く、生涯をかけてスコアの改訂に取り組んだ。木管や金管を単にだぶらせるだけではなく、時には4人、全部に別の音を吹かせるほか弦の奏法の改変、ティンパニの大幅な追加など、特に「第7」「第9」あたりは編曲の趣もある。それゆえ近衞の表現自体がフルトヴェングラーのようなドラマティックなものに思われがちだが、実際はワインガルトナーをもっと小型にしたような、趣味の良い、上品な指揮者だったのである。(中略)第3楽章は近衞の特質にぴったりと合った優美な名演で、楚々とした、はかない、神秘な、そして繊細な情感がたまらない。」(NAXOS JAPAN)【収録情報】● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』 第1楽章:Allegro ma non troppo, un poco maestoso 第2楽章:Molto vivace 第3楽章:Adagio molto e cantabile 第4楽章:Presto 渡辺洋子(ソプラノ) 長野羊奈子(アルト) 藤沼昭彦(テノール) 栗林義信(バリトン) 二期会合唱団 読売日本交響楽団 近衞秀麿(指揮) 録音時期:1968年9月6,12,13日 録音場所:東京厚生年金会館 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション) 解説書本文:24ページ 解説書筆者:藤田由之、菅野冬樹、宇野功芳
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